東京都目黒区洗足でお庭のお手入れしてきました

透かし剪定をしました。

このヤブニッキは枝が伸びて木が大きくなったので、全体的にスリムになるように仕立てました。

長く伸びた枝は元から剪定して、短くて良い方向に伸びそうな枝を2本選んで仕立てていきます。

そして、枝先は出来るだけいじりません。なぜかと言うと、剪定しないそのままの枝先だと柔らかく優しい表情になるからです。

お客様から良く言われるのは、「枝を元から抜くのが怖くて、枝先だけを切ります。」

私の剪定の仕方とは逆ですね(^_^;)

恐る恐る剪定するとそうなる気持ちもわかりますし、綺麗な樹形を作る枝の見極めは慣れるまで難しいかもしれませんね。

そして、もう一つちょっと難しいけどコツは、

「どの枝を剪定するか選ぶのではなく、どの枝を残すかを選ぶ目を養うこと」です。

な～んて、小難しいことを書いてしまいました。ごめんなさい。

今年はいろんなところで、常緑樹の春の落葉が多いと感じましたが、

こちらのお庭ではグレープフルーツの落葉がいつになく多かったです。

心配なので結実したばかりの小さな実ですが、少し摘果して木への負担を減らしてみました。

さて、こちらのお庭は、苔がとてもきれいです。

もともと土がむき出しだったのですが、敷地内に生えていた苔を試しに所々に置いてみたら、

8年ほどかけてこのように増えました。

成長の良い年、悪い年もありますし、

もちろん、お客様が普段のお手入れをして下さっているのと、

こちらの環境が苔の生育に適していたためだと思いますが、

毎回、会うのが楽しみです☆

それでは～(^^)/