松にお酒をかけると元気になる 浦安にて
2017/02/18
松にお酒をかけると元気になる 浦安にて
こんにちは。
株式会社 花蝶園 女庭師の野村ゆみです。
私の住んでいる埼玉では、松枯れ病が流行っていて、
車を運転してて目につく松が、葉が茶色くなってきたな〜、と思っていると、
次に見たときにには、もう枯れている。ということが多いです。
兎に角、枯れるスピードが速いのです。
この原因は、松に「マツノマダラカミキリ」が付くのですが、
カミキリに寄生している「マツノザイセンチュウ」という線虫が松の中に侵入して、
水分を吸い上げる管を圧迫させるというのが、ざっくりとした理由です。
そんなわけで、お客様のお庭に松があった場合は、
薬剤散布したり、お手入れしたり、他の樹木よりも注意深く観察しています。
人の手で出来ることはしますが、その松自体が弱っていると、
努力むなしく、外敵にやられやすくなります。
花蝶園では、松のお手入れした後に、松にお酒をかけます。
都市伝説みたいな話ですが、松って、お酒をかけると元気になるんです。
今までも、何となく元気が無いな〜という松をお酒をかけて元気にしました。
高級な日本酒でなくても良いですが、
甘口よりも辛口の方が良いかと思って淡麗辛口清酒にしてみました(笑)
松枯れ病になってからでは手遅れですが、
良好な状態が長く続くように、お手入れしてからお酒をかけるのは続けていきたいと思います。
朝日がとてもきれいで、清々しい気持ちになって、
お仕事を終えて帰り道は、富士山と夕日も見れました〜(^^)/
いゃ〜、ありがたい。