枝垂れ桜の若木の形づくりしました 中野区大和町
2017/02/25
枝垂れ桜の若木の形づくりしました 中野区大和町
株式会社 花蝶園 女庭師の野村ゆみです。
お客様が新築の記念に3年前にご自分で植えられた枝垂れ桜。
始めは苗木だったのですが、あっという間に育ってしまったそうです。
木の足元の枝が勢いよく伸びてツル植物のように絡み合っています。
まずは、足元の枝ははずします。
次に、今後、もっと側枝をたくさん伸ばしてほしいので、
今生えている側枝はあえて、切り詰めます。
そうすることにより、枝がより密に生えてきます。
これは、頂芽優勢という植物の特性で、
枝先を切られると、すぐ下の芽が成長を始めるというメカニズムです。
翌年、生えてきた枝先を切り詰めると、さらに密になるので、
これを繰り返して数年かけて樹形を作っていきます。
限られたスペースの中での、コンパクト枝垂れ桜。
大暴れする前にご依頼いただけて良かったです。
今後が楽しみですね。
枝垂れ桜の足元にサルココッカとクリスマスローズがいました!
小さな花なのですが、とても香りが良いです↑
サルココッカもクリスマスローズも育てやすいので、おすすめです☆
それでは!