金魚葉ツバキの透かし剪定 さいたま市見沼区
2016/06/07
金魚葉ツバキの透かし剪定 さいたま市見沼区
こんにちは。
株式会社 花蝶園 女庭師の 野村ゆみです。
今日から始まりました。
花蝶園の夏フェス第1段!
広いお庭なのでお手入れに1週間かかります。
夏フェスと言っても、今年はずいぶん涼しいので、お手入れもしやすいです(´▽`)
さて、今日はツバキのお手入れのご紹介です。
こちらは4m位の金魚葉ツバキですが、弊社が手掛ける数年前までは
刈込仕立てにされていて、とても可哀想な状態でした。
なぜ刈込仕立てだと可哀想かというと。。。
刈込仕立てというのは、樹形を円錐状にしたり、球状にしたりするために、
外側を刈り揃える仕立て方なので、葉を切るんです。
金魚葉ツバキは葉の美しさがチャームポイントであるので、
刈り込んじゃったら、せっかくのチャームポイントが台無しになってしまいます(>_<)
(画像)
お手入れ前 透かし剪定して7年目
だから、金魚葉ツバキは絶対に透かし剪定。
金魚葉ツバキに限らず、弊社では、ツバキは透かし剪定しかしません。
うっすらと向こうの景色が見えるくらいが丁度よいです。
透かし剪定だと、木の中心まで日光が入り、また、風通しも良くなるので、
木が元気になり、チャドクガなども発生しにくくなります。
透かし剪定のポイントは、丁度良い枝を残して、木の輪郭を構成させ、
枝先はほとんど切り詰めません。
そして、てっぺんは日光が当たって生育が激しいので、
出来るだけしっかりと透かします。
言葉で表すのは難しいですね(笑)
詳しく知りたい方は、お問い合わせください(^_^;)
(画像)
お手入れ後
金魚葉ツバキは、葉の形が金魚に似ていることに由来します。
面白い葉の形ですよね!
それでは、暑かったり肌寒かったりですが、
風邪などひかれませんように(^^)/