退院しました
2019/08/04
こんにちは。
株式会社 花蝶園 女性庭師の 野村ゆみです。
先日、現場で樹木の剪定中に脚立ごと倒れるという事故を起こしてしまいました。
落ちたそのままの姿勢で、救急車で搬送され、腰の骨折ということでした。
腰の一番上の骨が潰れてしまったんです。。。
入院して数日は、先のことへの不安や、何で忙しいこのタイミングでこんな怪我を!って言う神様を恨むような思いから、
泣いてばかりいましたが、色んな支えのお蔭でその後は穏やかな気持ちで過ごしていました。
2人部屋なのに、隣のベッドはずっと空いていて個室状態で広々と使えたり、
一番景色の良い部屋で毎日カツラとケヤキの美しい姿を楽しむことが出来たり、
ご飯が美味しかったり、病院のスタッフさんが親切な人しかいなかったり、
母と夏休み中の姪が私の家に滞在してくれたり、
その間に姪が猫のトイレのしつけを完璧に訓練してくれていたり、
大きな庭工事の現場は全てストップしてしまいましたが、皆さん心配しつつ快く承諾して下さったり、
人手が必要な時は応援が来てくれたり、
田島君が一人で出来る現場は一人で回してもらえたり、
田島君が一人で回してくれた現場のお客様が有難いお話をしてくれて、とても心の支えになったり、
私の回復をお祈りしてくれている人が沢山いてくれたり、
考えてみたら感謝しかない。。。
こんな大きな怪我なのに、なんて守られているんだろう。って不思議な気持ちになりました。
今年は断捨離・浄化の年にしていて、身の回りの持ち物から始まり仕事の事でも色々整理して手放してきて、
さらに自分の心や身体と向き合い続けた半年でしたが、この怪我が最後の仕上げのような感じがしました。
この無力な私は、もう神様に委ねるしか無いと気が付いて、何だか、生まれ変わったような気持ちです。
そして、私は庭師の仕事が時にはキツイ時もありますが、大好きで、楽しくて、
私の庭仕事で喜んでくれる人がいたり、誰かを助けることができるって、
なんて有難いことなんだろうと、入院して仕事が出来なくなって、しみじみ思いました。
怪我の方は、まだまだかかるみたいですが、
まずはきちんと腰の骨が回復できるように安静にしつつ、
ここぞとばかりに溜まっている図面描きを喜んで描いています。
お庭のお仕事ができる幸せに満たされながら。。。(´ー`)