落とし文 (オトシブミ)
2019/04/23
埼玉県日高市の 株式会社 花蝶園 で女性庭師をしてます 野村ゆみ です。
私は、月に3回 月曜日の夜に茶道のお稽古をしています。
意外かもしれませんが、庭師は茶道をする人が結構いて、
私の教室も修行していた会社の親方と一緒に習いに行っています。
今日のお菓子は「落とし文」でした。
教室で食べなかったので、家に持ち帰って美味しくいただきました~(´▽`)
「落とし文」は初夏の季語で、昔、ラブレターを手渡し出来ない時代に、
手紙をわざと相手に気づかれるように落とすのを
落とし文というそうです。
虫のある習性がまさに、落とし文なので、
そのまま、虫の名前になりました。
それは、葉をとても上手に筒状にたたんで、
中に卵をうみつける習性です。
1個の落とし文を作るのに2時間位かかるそうです。
このオトシブミの赤ちゃんのためのゆりかご、開かないように、いろんな工夫がされているそうです。
ちなみに、オスはこのゆりかご作り、全く協力しないそう。
小さな虫なのに、すごい行動をするのですね☆