ソヨゴに発生した カイガラムシと すす病 千葉県柏市若白髪にて
2019/02/08
~この記事は以前書いたものですが、サーバーの引っ越しが上手くいかず、画像が消えてしまいました。
わかりにくいと思いますが、ご了承ください。~
こんにちは。
株式会社 花蝶園 庭師の野村ゆみです。
今日はカイガラムシについてです。
ソヨゴや月桂樹などカイガラムシが特に発生しやすい樹木があるのですが、
今日は、治療中のソヨゴをご紹介します。
12月末にカイガラムシが発生しているのを発見し、枝1本1本爪でカイガラムシをこそぎ落としました。
そして、カイガラムシの分泌物により併発してしまうのがすす病です。
その時はすす病も出ていたのですが、2か月経過の様子が下の写真です。↓
(画像)
以前カイガラムシがびっしりくっついていた形跡は残っていますが、
すす病は雨風で自然とこのようにパラパラに浮き上がっています。
(画像)
指でこすっただけで、すすが剥がれ落ちてきれいな葉が出てきました!
いい感じです。
ところがですね〜、新しくまたカイガラムシが発生していたのです (+_+)
(画像)
2か月前に取り切れなかったカイガラムシがあったのでしょう。そこから繁殖してしまったようです。。。
しばらくは カイガラムシVS.私 のいたちごっこになると思いますが、
地道にお手入れしていれば駆除できます。
綺麗に取れた後には予防も兼ねて薬剤散布もしました。
薬剤散布に関しては、例えば梅に発生するカイガラムシはテントウムシが天敵なので、
テントウムシの幼虫がいたりすると、私は薬剤散布しない派ですが
ソヨゴに発生するカイガラムシの天敵は「ルビーアカヤドリコバチ」という小さなハチだそうです。が、私は見たことが無いです(;・∀・)
天敵、いないみたいなので薬剤散布しました。
「ルビーアカヤドリコバチ」出動して欲しいです。
それでは〜。