梅につくカイガラムの対処法
2016/04/27
梅につくカイガラムの対処法
株式会社 花蝶園 女庭師の野村ゆみです。
この時期になると、虫たちが一斉に活動し始めますね。
春の新芽は虫たちにとっては美味しいのでしょうね。
今日は、梅に必ずと言っても良いくらい発生する、カイガラムシについてです。
梅のカイガラムシというのはこのような虫です↓
粒々としっかりついています。
以前は、マシン油や薬剤を散布したのですが、
最近は、テントウムシと協力して?というか、
テントウムシに食べてもらうことで、カイガラムシ退治をしています。
薬剤散布してテントウムシごと殺すことはしたくないです(T_T)
でも、テントウムシの幼虫ってとてもグロテスクな姿なので、悪い虫が発生したと思れがちなのが残念↓
以前、お客様から電話が来て、「梅の木にカイガラムシと気持ち悪い虫が発生した」と言われましたが、
1週間後に様子を見に行くと、小さな梅の木だったので、見事にカイガラムシは食べつくされていました。
本当にテントウムシには助けられています(;´∀`)
とは言っても、テントウムシでは追いつかない位カイガラムシが大量発生していることがあります。
その時は、枝の1本1本カイガラムシを棒でこそぎ落として、テントウムシがいるところは残しておきます。
カイガラムシにはあしがないので、落ちたら再び梅の木に登ってくることはありません。
お客様から教えてもらったのですが、竹串が一番こそぎ落としやすかったです。
そんな感じで、カイガラムシにお悩みでしたら、
テントウムシに食べてもらうか、大量すぎたら竹串でこそぎ落として対処してみてください〜(^^)/