トークセッションに参加
2013/04/14
トークセッションに参加
今日は、建築家の先生と庭師とのトークセッションに参加してきました。
ためになるお話をたくさん聞くことが出来ました。
が、ためになるお話は自分の中でとどめるとして、
ちょっと耳の痛いお話しもありました。
1件の家を建てるとすると、植木屋は一番最後の存在。
建築家→土木→大工→設備屋→植木屋という順番で仕事をするので、
植木屋は、どうしても尻拭い的な扱いになっている現状。
それを克服したければ、植木屋がもっと立場をあげて、
建築の段階で物を言えるようになりなさい。
そのためには、もっと勉強しなさい。というお話がありました。
また、建築の人たちは設計図を描くと、
まず、敷地をブロック塀で囲むことから始まるそうです。
でも、ブロック塀やレンガは今の環境の時代にはそぐわなくなってきて、
もっと緑を使うことが望まれるので、植木屋は、ブロック塀をなくす力を持ちなさい。
面白いお話は、建築家の描く庭のデザインと、庭師の描く庭のデザインは全然違っていて、
建築家は直線が多く、等間隔に株立ちの樹木を植えるのを好むそうです。
でも、庭師は曲線が多く、色んな植物を色んな植え方をする。
それは、庭師はそれだけ感性があり、自然をたくさん見ているから。
庭師と建築家、違いはたくさんありそうです・・・^_^;
でも、もっともっと勉強するべきだということに再度気付かされました。
定期購読している月刊「庭」ですが、バックナンバーもありましたので、
買ってきました。あと、職人たちにも見せたかったので、教本も。
実務をした後に、改めて教本を読むと、さらに学びが多いですからね♪